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Zaurusの使用目的の中にブンコビューワーでいろんなテキストファイルを読むことがあります。

ところが標準インストールされているフォント「lcfont」はギザギザした感じがあって文書を読むにはあまり美しくは無いフォントです。

またブンコビューワーの配布サイトにてブンコビューワー用に「DFパブリ」フォントを提供されていますが明朝体ベースのフォントでしかもアンチエイリアスがかかっていないので、自分の好みではありませんでした。

そこでVine Linuxを使っているときにお世話になっていた「VLゴシック」を移植してインストールしてみました。VLゴシックはVine Linuxのメンテナであるdaisukeさんが配布されているTrueType日本語フォントです。Linuxに限らずWindowsでも利用可能なフォントです。

VLGothic.jpg

VLゴシックをブンコビューワーで使ってみるとアンチエイリアスがうまく効いていて視認性もよく、自分の好みのフォントである事もあってすごくいい感じです。

ではZaurus用VLゴシックフォントを作成する手順を紹介します。

必要なファイルのダウンロード

VLゴシックフォント

VLゴシックフォントファミリのページからVLゴシックフォントをダウンロードします。
ダウンロードしたファイルを解凍するとVLGothicフォルダが生成されます。フォルダの中にはReadmeファイルとライセンスファイルの他に拡張子が「.ttf」のファイルがあります。これがVLゴシックフォントです。そのうち”VL-Gothic-Regular.ttf”ファイルを今回は利用します。

makeqpf

一般のTrueTypeフォントをZaurusのGUI環境であるQtopiaで利用するフォント形式に変換するツールです。
配布元からmakeqpf-arm.zipファイルをダウンロードしてください。ダウンロードしたファイルを解凍するとmakeqpf-armファイルが生成されます。

今回はZaurusで動作する物を利用しました。もともとLinuxで利用できるツールのようですがQtopiaと開発環境をインストールする必要がある事や元のソースファイルの配布先がリンク切れになっているようなので、Zaurusでの変換作業を選択しました。

作業用ディレクトリの作成

変換作業用のディレクトリを作ります。
私は作業用にコンパクトフラッシュを利用しました。 SDカードを利用される方はパス名を適宜読み替えてください。

Zaurusにコンパクトフラッシュを装着して、ターミナルから以下のコマンドを入力してください。

mkdir /mnt/cf/lib
mkdir /mnt/cf/lib/fonts

必要なファイルのコピー

先ほどダウンローしたファイルをコンパクトフラッシュにコピーします。

一旦、Zaurusからコンパクトフラッシュを取り出して、パソコンで”VL-Gothic-Regular.ttf”と”makeqpf-arm”を先ほど作成したコンパクトフラッシュ内の¥lib¥fontsフォルダ内にコピーしてください。

定義ファイルの作成

変換対象をmakeqpfに教えるための定義ファイルを作成します。

定義ファイルはパソコンで作成する事もできると思いますが、文字コードや改行コードで認識が正しくできない可能性もあるのでZaurusで作る事をお勧めします。

今回はブンコビューアで利用するフォントのサイズを16ドット、20ドット、24ドットの3種類を作成する事にしました。

コンパクトフラッシュをZaurusに装着して、/mnt/cf/lib/fontsディレクトリに”fontdir”というテキストファイルを作成してください。内容は次の通りです。

VL_Gothic VL-Gothic-Regular.ttf FT n 50 160 su
VL_Gothic VL-Gothic-Regular.ttf FT n 50 200 su
VL_Gothic VL-Gothic-Regular.ttf FT n 50 240 su

変換作業

準備作業が終わったらので実際の変換作業に移ります。ファイルの書き込み作業が発生するので念のためにZaurusにACアダプタを接続するか万充電状態にしておく事をお勧めします。

ターミナルを起動して、以下のコマンドを実行してゆきます。

export $QTDIR=/mnt/cf
cd $QTDIR/lib/fonts
./makeqpf-arm -display Transformed:Rot270 -A

makeqpfを実行すると画面が乱れるので驚かれるかもしれませんが、ファイルを作成しているのでしばらく待ちます。

カーソルが表示されたらファイルが生成されているかを確認します。
lsコマンドを実行してください。vlgothicで始まる.qpfファイルが3つ生成されていれば変換は完了です。

フォントのインストール

作業用ディレクトリからZaurusのシステムディレクトリへフォントファイルをインストールします。
引き続きターミナルで以下のコマンドを実行してください。

su
cp ./vl*.qpf /home/QtPalmtop/lib/fonts
shutdown -r now

これでフォントがコピーされてシステムに再起動がかかります。

Zaurusが起動したらブンコビューアで文書を開いてメニューの「設定」-「文字」でフォント指定画面に進みます。ここでフォント一覧に”vlgothic”が表示されれば、システムで認識されています。VLゴシックを選んで文書を読んでみてください。

同じ方法で他のTureTypeフォントの利用も可能なはずです。ライセンスに問題ない範囲で自分の気に入ったフォントがあればZaurusに移植してみるのもいいかもしれませんね。

今回の作業は以下のサイトの記事を参考にさせてもらいました。各記事の作者様にはお礼を申し上げます。

わなびさうるす「Zaurusの綺麗なフォント makeqpfのarm版

Web scratch「zaurusでキレイなDFパブリフォントを作る方法(makeqpf)

aozora blog 2「Zaurus で青空文庫(その 1)― 綺麗なフォント

ザウルス関連メモ「フォントの作成

One Thought on “Zaurus 設定作業(6):ZaurusにVLゴシックをインストールする

  1. 匿名 on 2010年1月7日 at 19:58 said:

    export $QTDIR=/mnt/cf

    export QTDIR=/mnt/cf
    では

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