Willcomにはドキドキ感が魅力、でも価格は…

2008年1月14日

こういう発表があるからウィルコムからは目が離せない。
PC Watchの『ウィルコムのMenlow搭載プロトタイプが展示される』より。

Intelのブースに展示されたのは、日本のキャリアであるウィルコムのロゴが入ったプロトタイプだ。Intelの関係者によればこの製品は「データデバイス」とのことで、プラットフォームとしてMenlowを搭載し、1GBメモリ、HDDまたはSSDのようなストレージを内蔵し、PHS方式の通信モジュールを内蔵しているという。しかし、わかったことはそれだけで、それ以上のことはIntelの関係者もわからないという。

アメリカで行なわれたInternational CESにて、ウィルコムが謎の通信デバイスを発表していました。
詳細なスペックは不明ですが、PHSでの通信が可能なWindows(Mobileじゃなく普通にパソコンで動作しているほうの!)が動作する携帯機器を日本の某社と共同で開発中という事で、そのモックアップを展示していたようです。たぶん実際の製品化は来年ぐらいになるとおもわれるので、次世代PHSとからめて「次世代スマートフォン」になるのかもしれません。
こういう今までに無かったデバイスを出してくれるのは、ウィルコムの魅力でしょう。
ウィルコムストア


今までも日本のフルブラウザフォンの先駆けとなった味ぽんや京ぽん、日本にスマートフォンを定着させたW-ZERO3シリーズなど既存の携帯電話では収まらない枠の端末を出してくれるのは魅力です。ただ端末の投入サイクルが長く機種変のタイミングをつかみにくいのが難点です。でもこうやって利用者に端末を使う楽しさを与えてくれるキャリアというのは他に無いと思います。
ただウィルコムにも問題点はあります。それは通信速度と価格です。通信速度は携帯電話キャリアに負けている状況ですし、価格の安さも通話定額を始めたころはよかったのですが、今はソフトバンクモバイルやイー・モバイルに比べると見劣りする状況になってきました。
ただ価格に関しては近日中に見直しがあるかもしれません。
日経IT Proの『【インタビュー】「定額」の先駆者ウィルコム、今年は料金の見直しも

一つは料金の見直しを考えている。今までは、通信速度が高いプランでは月額料金を上げ、通信速度が低いプランでは月額料金を下げるというプランだった。ただ、こういった、データ速度に合わせて料金を設定するというのはさすがに市場の情勢から見ても厳しくなってきた。高速化に関しては、まずは2008年1〜2月にかけて(現在の最高通信速度512kbpsから)順次800kbps対応の基地局を増やしていく予定だ。

インタビューを受けているのはサービス計画部長の寺尾氏という事でかなり信頼できる情報ですね。
通話定額+リアルインターネットプラスの¥5,000.-が上限金額で見た場合でのウィルコムの最安プランなのですが、正直この値段では携帯電話とあまり変わりがなくウィルコムに乗り換えたり2台持ちするには躊躇する金額だと思います。これが通話定額+リアルインターネットプラスで¥3,500.-なら通信速度(帯域幅)が劣っても値段の安さで魅力が出てきます。またイー・モバイルに対抗してつなぎ放題[4X]の価格を現状の¥9,760.-から¥5,980.-ぐらいに見直して欲しい気もします。
またこんなことも話されています。

端末の積極的な投入も考えている。2007年はまだまだスマートフォンの創世記だったと思う。そういった意味では、Windows Mobileはまだ発展途上だ。スマートフォンを一般の友人に薦められるかといえば、まだそこまでいっていない。電話やメールを使いやすくすることはもちろん、さらに進化させたスマートフォンを投入したい。

ウィルコムを利用する層はスマートフォンやモバイル通信をヘビーに使うユーザと通話定額に魅力を感じたライトユーザがいると思います。みんながみんなスマートフォンを待っているわけではないのですがフラッグシップになるハイエンド端末を用意してもらう一方、扱いやすいフルブラウザフォンを低価格で供給する事も忘れないで欲しいです。
ただウィルコムは自分できちんと考えて使えば必ず利用料が安くなるキャリアです。その魅力を伝えなければいけないのはキャリアとともにヘビーユーザである我々の役目なのかもしれないですね。

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