不便なSuicaに改善の兆し

2006年5月19日
Train

事故時の改札、スイカで通過 JR東日本、来春から(asahi.com)という記事より
JR東日本のICカード乗車券「Suica」を使うと事故や故障などで電車が止まった時、振り替え乗車などで改札を出る場合、駅の有人改札窓口で手続きをしてもらわないと外へ出る事はできませんでした。これでは不便という事でJR東日本がシステム改良に着手します。
窓口での手続きが必要なのは自動改札を通過したという情報と初乗り運賃の引き落とし情報を改札時に記録している為です。
もし手続き無しに有人改札を通った場合は次の自動改札通過時にドアが閉まって改札を通る事ができません。また再度自動改札で出口を通ると初乗り運賃が引かれたまま(つまり電車に乗っていないのに料金だけ引き落とされる)になり損をします。
現状では事故発生時に不便なのと有人改札窓口に人が集中し更なる混乱が起きる事から、JR東日本は改札のシステムを改良し来年3月から自動改札を通過したという情報のみ記録するようにして初乗り運賃を引き落とさないようにする事で、事故などで電車に乗れなかった場合には自動改札から出る事ができトラブル時の混雑を緩和できるようになります。
今まで何度か事故によって電車が動かず振替輸送の切り替える為に改札を出るのに苦労した事がありますが、今後はこのような事がなくなります。というかこれが関西では当たり前だったりします。JR西日本の「Icoca」はもともと到着駅にて料金を引き落とすシステムになっていますし、関西地区のバス・私鉄共通プリペイドカード「スルッとKANSAI」も同様のシステムになっています。それどころか関西地区共通ICカード乗車券「PiTaPa」はポストペイド方式を採用しており、毎月使った金額がクレジット会社を通じて引き落とされるシステムになっています。しかもマイレージシステムがあり乗れば乗るほどお得になるシステムになっています。
関東に越してきて不便なのはICカードやプリペイドカード乗車券に共通性も無ければ融通も利かない事が多く、利用者側に手間をかけるような仕掛けになっています。ただ今回の改良や来年3月から私鉄共通ICカードとの共通化が図られる予定なので、今後は利用者本位のシステムになって行く事でしょう。できれば関西の良いところは見習って欲しい物です。

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