SONY、松下 相次いで電子ブックリーダーを開発

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日経の記事によるとSONYと松下が各々電子ブックリーダーを開発し本年中に販売を開始します。以前にSONYは「LiBRie」、松下は「Σ Book」という電子ブックリーダーを販売していましたが、両社ともほとんど普及はしていません。
SONYの「SONY Reader」は当面北米のみの販売で価格は$350を予定しています。LiBRieの場合は電子書籍は2ヶ月間のレンタル方式でしたが、新機種では買い取りとなっており紙の書籍より20%ほど安く提供する予定です。コンテンツの提供は当面7つの出版社の書籍を専用サイトで販売します。
一方、松下の「Words Gear」は価格等は不明ですが、カラー液晶表示が可能です。またコンテンツの提供には角川モバイルや東京放送と提携して電子書籍を販売する計画になっています。
今までも電子書籍と電子ブックリーダーは各社が提供してきましたが、どれも成功とは言えない状態です。データフォーマットも乱立しており価格もまちまちでユーザの視点から見ると扱いにくいだけの代物でしかありません。
ユーザが欲しいのはリーダーではなくコンテンツなので、電子書籍に標準的なデータ規格と購入しやすい価格、入手しやすい販売経路が整わない限り普及する事はまだまだ難しいと思います。私自身も電子書籍を購入した事は一度しかなく、データフォーマットも素のテキストファイル形式でした。ただ通常のテキストファイルなのでどんな機器でも読む事が出来て非常に便利でした。これぐらいの利便性が無いと紙の書籍にはかなわないと思います。
電子書籍が普及すればわが家の本棚も場所をとらなくて済むのですが、実現するにはまだまだ先の事でしょう。
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