SNSって安心して楽しんでいいのやろか?

ここ数ヶ月、SNSに触れる機会ができてそれなりにアクセスしています。きっかけはウィルコムが自社PHSユーザ向けに始めた『W+BLOG』というサービスに触れてSNSに初めて参加できた事と、mixiに招待されて活動が活発なSNSのにぎわいに触れたからだと思います。でもアカウントだけ持っていてほとんどアクセスしないSNSもいくつかあります。
ただここ最近、SNSを使う事にちょっと疑問が湧いてきたのです。
一つは先日mixiで発生した「裏技」と称する不正なアクセスを誘発する書き込みが多発した事件。この事件はちしろさんが「SNSでの覗き趣味が誘発する犯罪」というタイトルで自分のBlogに簡潔にまとめられているのでそちらを参照してもらえればと思います。
もう一つは一昨日オープンして昨日から正式β公開となったMySpaceに登録した時の事です。
MySpaceに登録する際に自分のプロフィールを作らなければいけないのですが、入力必須のプロフィールの中に思わぬものがいくつかあったのです。


気になった項目を挙げるとたとえば「性的志向」。自分がノーマルかバイセクシャルか、ゲイ・レズかなどを選択します。
その他にも「自分の子供」には『欲しくない』や『自慢できる子供がいる』など単なる個人情報ではない何か別の趣味嗜好を探られるような情報を入力させられます。
それでもMySpaceは日本では未実装ですがアーチスト登録した人の音楽が入手できるなど、音楽的に新しいものが得られるかもしれないと思い、差し支えない範囲での情報を入力し登録しました。
mixiの件にしてもMySpaceの件にしても個人情報や趣味嗜好を晒してしまう事に恐怖を感じるとともに、それだけのものを晒してまで得るものはどれだけあるのかなと考えさせられました。SNSにハマっている人の中には友人が増えて人脈が出来ていいよなんて言う人もいるようですが、自分がそこまでハマっていないせいなのか個人情報と交換に本当に安心できる友人が増えるものなのか、見当がつきません。
もっとディープにSNSを利用すれば人とのつながりが増えるのかもしれませんが、そこまでに立ちはだかる不安感と言う壁が私には存在します。
W+BLOGや近日オープンするEZ GREEなど携帯電話番号情報を使って個人識別をする事で運営側が安心感を謳うケースもありますが、それでも携帯やPHSを所有する不特定多数が参加する以上は他のSNSとそう変わりがないと思います。というより携帯キャリアが行なうSNSは単なるユーザの囲い込み作戦の一つでしょう。
いっそのこと参加するハードルを高くする代わりに完全実名制で運営されるSNSというものがあってもいいのかもしれません。SNS上には名前だけが登録されるが入会審査時には書面で個人の身元を明確にしておくことで、SNS内では自由に活動できる。金銭の決済も事前にクレジットカード情報を登録しておけば運営会社が責任を持って決済するなんて言う事もできるでしょう。そういう安心感を謳ったSNSが出てきても良いころかもしれません。
でも私の場合はSNSにハマるより、自分の空間でだらだらと駄文を流しているほうが身の丈に合っているかもしれませんね。

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