上州乗り鉄ツアー

余ったキップは使い切るッ!


青春18キップが余っていたので、乗り鉄してきました。

場所は上州、群馬県です。

まずは自宅から立川経由の大回りで新宿へ。中央線の国分寺 – 三鷹間の上り線が高架化されたので乗ってみました。高架化されると車窓が変わって面白いです。写真は小金井の車庫。空が澄んでいたので中央線のラインカラーであるオレンジが引き立ちますね。

新宿からは湘南新宿ラインで高崎へ。ちょうど高崎行きの特別快速が来たのですが、快速運転は実質大宮から熊谷までなのでそんなに早い気がしません。それでもお昼には高崎へ。

高崎からは上信電鉄に初乗車。ちょうど入線していたのが「銀河鉄道999号」でした。一日4往復しか運転されないので、良いタイミング。見ればわかりますが元西武鉄道の101系ですね。

銀河鉄道999号

乗車すると、車内天井は松本零士の世界。

メーテル

ぽかぽか陽気で良い気持ちの中、下仁田へ向かって電車は発車。結構、上下左右に揺れが大きいです。保線が良くないのかなぁ。

1時間程して終点の下仁田に到着。下仁田駅構内ではいろんな電車が留置されていました。右側の車両がネコみたいに見えるのは私だけ?

ネコ?

下仁田駅周辺をちょっと探索して、乗ってきた電車で折り返し。高崎へ戻ります。

高崎からは両毛線で桐生へ。桐生駅から北へ少し歩くと上毛電気鉄道の西桐生駅があります。昭和初期に建築された駅舎が非常にモダンですね。

西桐生駅

到着した車両は元京王3000系の700型。オリジナルのステンプラカーを2両に短縮した車両がカワイイです。夕方の時間帯なので通学客の高校生が車内を占拠状態。女子高生が多いのは近くに女子高でもあるのでしょうかね。

元ステンプラカー

西桐生を発車した電車は赤城山のふもとを快走。夕闇が迫ってきます。両毛線より北側の市街地を走るせいか、車窓は大きく変わりませんが。

空が闇に包まれる頃に中央前橋駅に到着。駅舎はガラスで囲まれた近代的なデザインで西桐生駅と対照的です。

中央前橋駅

中央前橋駅から徒歩でJR前橋駅に戻り、再び両毛線で今度は小山まで乗車。来たのは107系ロングシート。ただし2両編成を3本繋いで6両で運転。それでも立ち客がいる状態です。

一駅止まるごとに乗客が下車。伊勢崎や桐生でたくさんの下車があり空席が目立ちます。足利で再び乗客が増えて、そのまま栃木を越えて小山へ到着。これにて両毛線完乗です。

両毛線

小山からは宇都宮線で東京へ戻りました。トータルの乗車距離は重複分を除くと394.2km。この距離は東海道線なら東京から岐阜辺りまでの距離になります。結構な長旅ですね。でも未乗の私鉄2つを制覇できた事や、天気の良い時に車窓を眺められて満足できた一日でした。