ThinkPadブロガーミーティング

Lenovoの人と話し込んでしまって写真をあまり撮ってない


アジャイルメディアネットワークさんの「ThinkPadブロガーミーティング」に出席してきました。今回はThinkPadの新製品であるThinkPad X100eとThinkPad Edgeをメインにしたイベントです。

会場案内

イベントは大きくプレゼンテーションと実機を触るフリータイムに分かれていました。

最初のプレゼンテーションはLenovoの販売戦略担当の三宅さんから今回の新製品の位置づけとターゲットについて。

プレゼン

この一年でネットブックの台頭によりかなり市場価格が低下して従来のThinkPadではカバーしきれなくなったので、ネットブックに近い価格でかつ個人客が欲しくなるようなカラーリングのThinkPadを提供するために今回の新製品が新たにラインナップされたそうです。

ちなみにThinkPad Edgeはコンシューマ向けですがThinkPad X100eはコンシューマからスモールビジネスまでカバーする製品で単なるサイズの違いだけではないそうです。

次に今回の新製品に搭載されたAMDの山野さんからCPUやチップセットのトレンドと今回の採用の経緯のお話です。

トレンド

ネットブック向けの安価で省電力なCPUと一般のノートブックでは利用される高スペックなCPUとの間に存在するギャップを埋めるポジションのCPUが今回搭載されたAMDさんのCPUです。ThinkPad EdgeにはTurion Neo X2が、ThinkPad X100eにはAthlon Neoが搭載されています。

AMDは特にアプリケーションのリッチ化を前提にグラフィックが高速に処理できるCPU、チップセットを「VISION」というブランドで展開してゆくそうです。

最後に製品の概要と品質についてLenovo 大和事業所の城下さんと田保さんによるプレゼンです。

ローコストとモバイル性、ThinkPadらしさ、品質の全てを実現するために苦労されたところを熱心に説明されていました。

トラックポイント

特に品質は大和事業所恒例の拷問テストを実際に動画で流して説明してもらいました。落下テストや振動テストなどを経てThinkPadの信頼性が検証されているわけです。

拷問テスト

質疑応答のあと、実際に新製品に触るフリータイムです。

分解されたThinkPad

私は実際にThinkPad X100eをバラしたところで説明されている大和事業所の方と話し込んでしまいました。内部構造や各部分の形状の理由を事細かに説明してもらえました。またここには書けない裏話も少し聞かせてもらえました。こういうお話はなかなか聞く事ができないので、ブロガーミーティングはありがたいです。

お触りタイム

最後に少しだけ実機を触ってみました。

ヒートウェーブレッド

ThinkPad X100eの赤。直販サイト限定品です。ThinkPadといえば黒がイメージカラーですが以外と悪くない色です。

ブラック

同じくThinkPad X100eの黒。通常の黒より少し鈍いような発色です。でもやっぱり似あう色ですね。イメージにぴったりです。

レッド

これはThinkPad Edgeの赤。X100eより光沢があってThinkPad s30のピアノブラックのような感じです。ただ高級感はそんなに有りません(笑)

黒いキーボードと赤いポッチ

ThinkPad Edgeを開いたところ。キーボードがアイソレーションタイプになって感じが変わっています。でも赤いトラックポイントはそのまま。

話し込んでしまったせいで実機にはあまり触れる事ができませんでしたが、実はThinkPad X100eのモニターに申し込みました。近日中に物が届くはずなので触った感じは後日レポートしたいと思います。