毎日新聞は一週間ぐらい休刊して、記事の作り方を見直したほうがいいと思う

新聞記者が記事の裏付け取らない時点でダメだろ。


あちこちでネタになっているがけど、一番冷静なSlashdot.jpの『毎日新聞が「UTC」に気づかず誤報、テレビ各局もつられる 』から

元厚生事務次官の自宅が襲撃された事件については諸賢も聞き及びのことと思うが、その件に関する毎日.jpの記事に気になる記述が出ていた。

で、毎日新聞が何をやらかしたというと

  • 元厚生事務次官連続襲撃事件の報道記事に「Wikipediaに犯罪予告が有った」と報道
  • しかしWikipediaの厚生事務次官のページに襲撃事件のことが書き込まれたのは事件後だった
  • 毎日新聞が犯罪予告と勘違いしたのはWikipediaの時刻表示がUTC(国際標準時)でJST(日本標準時)から9時間ずれていたから
  • しかもWikipediaに書き込んだ人物(popons氏)を警察が調査中と「推定報道」
  • さらに自社WEBサイトから記事を削除し、時刻の確認ミスだけ謝罪しpopons氏への謝罪はエントリ作成時点では一切なし

という、単純ミスから誤報を呼んでその上に証拠隠滅を計ろうとしたわけです。おまけにこの新聞記事を一部のテレビ局が引用報道しちゃってます。

参考にご放棄時じゃなかった誤報記事へのキャッシュへのリンクを張っておきます。

で、まず毎日新聞がやらなきゃいけないのはpopons氏への謝罪でしょう。ハンドルネームとは言え、明らかに犯人ではない人を全国で犯人に仕立て上げてしまったのですから。

ちなみにpopons氏は今回の報道を受けて警察への届け出とWikipediaへの訂正および謝罪を既にされています。

次にやらなきゃいけないのは原因調査。なんでこんな記事が社内のチェックをくぐり抜けて誌面を飾ることになったのかを調べないといけないと思います。そもそもこの記事を書いた記者が時刻を読み間違えたというミスもお粗末ですが、ニュースソースの信憑性を別の人間が確認しなかったのかが報道機関としておかしいのではないかと思います。

ちなみにUTCは特別なものではなく、ネットワークやサーバを触る人や海外とおつきあいが多い人なら誰でも知ってます。そもそも海外のシステムなら時差があることを疑ってもおかしくないんですけどね。ちなみにWikipediaではFAQでUTCを使用していることを謳っています。

最後にやらなきゃいけないのは再発と冤罪の防止。事件報道だと判明した事象のタイミングで誤報になってしまうことがあり得るので、誤報を一概に責めるのは良くないですし誤報を恐れるあまり大本営発表だけを掲載するような新聞を読みたいとは思いません。ただ素人にもわかるような明らかな誤報を掲載するのはマスコミとしてはまずいのではないでしょうか。(これは誤報を流した毎日新聞だけでなく引用報道したテレビ局も同罪)

ここまでやるのには毎日新聞の記事作成に関わっている人すべてに報道の心構えと記事の書き方、ネットの使い方や義務教育的な基本知識を徹底する必要が有ると思います。それをすべての人に日常業務をこなしながら教育するのは無理ではないでしょうか。

それなら新聞発行をお休みしてでも教育したほうが、次から掲載される記事の品質が上がるのではと思います。べつに一週間といわずに一ヶ月でも一年でもいいので時間をかけて教育しないとダメなんじゃないですかね。

なにせ毎日新聞は2度目ですから。

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