蒟蒻ゼリーが悪いの?

蒟蒻ゼリーだけを悪者にする考えが理解できないのは私だけ?
アメーバニュースの『こんにゃくゼリーで死亡した児童 ネットで意見紛糾』より

今年3月、三重県伊勢市の小学1年生男児(当時7歳)が学童保育所で出された「こんにゃくゼリー」がのどに詰まって死亡した事故が発生。両親はゼリーの形状や保育所の対応に問題があったとし、製造元と伊勢市を相手に約7500万円の損害賠償を求める訴訟を起こした。
こんにゃくゼリーを喉に詰まらせて死亡する事故は1995年以降11件発生。両親は「こんにゃくゼリーが10年前になくなっていれば事故はなかった。命を危険にさらす商品はなくなってほしい」といった主旨の声明を発表した。

亡くなられた子どもさんのご冥福をお祈りするとともに、突然の出来事にご両親の心中を察すると厳しい事を書くのは失礼かもしれないけど、すこし納得できないのであえて書きます。

蒟蒻ゼリーを無くせなどというのは暴論以外の何物でも有りません。

なぜなら今回の事故は不幸な事が重なって起きたがためのアクシデントであるとともに、蒟蒻ゼリーが食生活上欠かせない人もいるからです。


まず最初に「蒟蒻ゼリーが食生活上欠かせない人」とはカロリー制限を受けている人の事です。
私も糖尿病なのでその中に含まれるのですが、蒟蒻ゼリーはカロリー制限者にとっては数少ない「間食として食べても良い」食べ物なのです。ほぼノーカロリーで血糖値への影響も少なく、お腹も膨れるある意味理想的な間食なのです。
つまりカロリー制限を受ける人から蒟蒻ゼリーを取り上げるのは、ただでさえ食べられるメニューが少ないのにさらに物を食うなといっているようなものなのです。
今回の事故は蒟蒻ゼリーの特性である「唾液や体温では溶けないのでかみ砕いて食べる必要がある」ことを知らずにおやつとして与えたのがそもそもの原因です。
学童保育所であれば子どもに安心して口に出来るものを出すべきだと思います。そういう意味では蒟蒻ゼリーは適切な食べ物とは思えません。多分小学生の子どもには普通のとろけるゼリーと蒟蒻ゼリーの区別はついていないと思います。そうするとかまずに丸飲みしてしまう子どもも当然いると思います。溶けない以上咽でつまる危険性は否定できません。その危険性を知らないで(または無視して)おやつに与えた保育所と市には責任は有ると思います。
アメーバニュースコメント欄にも有りましたが例えば子ども向けに咽に詰まりにくい小さなサイズの蒟蒻ゼリーが有ったなら今回のような不幸な事故は起きていなかったかもしれません。(あくまでも可能性。どんな小さなものでも咽に詰まる可能性はある)
ほんとうなら何でも丸飲みするような食事の躾をしたほうにも責任が無いのかとただしてみたいけど、それは不粋なのでこれ以上は書きません。
もう一つ言うなら子どもが物を咽につまらせた時に適切に対応できる人間が保育所にいなかったのかというのも問題ではないでしょうか。
おやつ以外でもいろんなものを口に入れてしまう子どもはいます。そんな時に応急処置ができる人間を配置できないところが人様の大事な子どもを預かる資格が有るのかという事です。
少し話がそれましたが、適切な食べ方をすれば蒟蒻ゼリーは問題の無い食べ物です。
蒟蒻ゼリーを悪者にするのは違うのではないのでしょうか。

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