ネットニュースの終焉

私が実家の両親用に契約しているプロパイダから「ネットニュース」のサービスを停止するとの連絡がありました。
ネットニュースと言うのはasahi.comのようなものではなく、インターネット上でNNTPという通信手順を使って世界中のニュースを転送する仕組みです。
Wikipediaでは以下のように説明されています。

ネットニュースとは、インターネット上の複数のサーバで主にテキストデータを配布・保存するシステムである。電子掲示板システムと類比されることが多いが、後者とはサーバにより保持するメッセージが異なり、メッセージ群の内容が一意に定まらない点で相違がある。英語の発音上から、ネットニューズと濁らせて言う場合や、単にニュース、ニューズと言うこともある。

またスラッシュドットジャパンでも日本のネットニュースの総本山といってもよい京都大学のネットニュースサーバが本日で停止する事のエントリがたっています。
これでまた一つ、古き良きネットワーク文化の灯が消えてしまうようで悲しいです。


私がインターネットを本格的に触れるようになったのはメールでもWEBブラウジングでもなくネットニュースでした。
十数年前にあるつてを使って某大学内のコンピュータにアカウントを作ってもらい、自宅からダイヤルアップで某大学を通じてインターネットへ接続していました。その頃は日本にプロパイダは数えるほどしかなく、回線速度も9600bpsとか14.4Kbpsのアナログモデムの時代でした。
当然そんな時代にはmixiも2ちゃんねるもなく、普通の人はパソコン通信をする程度でした。そんな時代に最新の情報を得ることが出来たのは私にとってはネットニュースでした。残念ながら英語は不得手でしたので日本語の読み書きできる「fj.*」という日本語ネットニュースに参加していました。
日本語でライトな情報からディープなネタまで情報をやり取りできるのが楽しくて、電話代がかさむにも関わらず毎日のようにアクセスしていました。その中でネットワークでの発言のしかたや情報の受け取り方を学びました。
しかしその後、個人でもインターネットに接続できるサービスが始まり、ネット利用もWEBブラウズが中心となってゆくと、私もネットニュースからWEB利用へシフトしてゆきました。ここ数年はネットニュースにアクセスすることもありませんでした。
でもサービス停止の報を受け取ると、自分の昔いた場所が無くなるようで寂しいものがあります。
そういえば今日で@niftyのフォーラムサービスも停止すると聞いています。
時代もサービスもどんどんと移り変わってゆくのですね。

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