スゥイープでバックス終戦

昨日ですが、アジアリーグアイスホッケーのプレイオフセミファイナル第3戦、日光神戸アイスバックス対SEIBUプリンスラビッツの試合に行ってきました。
2連敗と崖っぷちのバックスにさらにつらいニュースです。ディフェンスの#21 ケビン木村選手が先日の試合でのゲームミスコンダクトペナルティを受けた事で累積警告3試合になったためプレイオフ3試合にベンチ入りできない事が判明したのです。これでただでさえ手薄なディフェンス陣の要が抜けた事により選手シフトも大きく変わる事になりました。
また個人的な事ですがmixiのアイスバックスコミュで当日現地に行っているのが私ぐらいのものだったので、急遽実況担当を仰せつかる事になりました。ネット実況と応援を両立させるのは大変でした。


試合前、氷上練習時にベンチにケビン木村選手のジャージが掲げられます。ベンチに入れなくても心は一つというチームの意思表示です。ケビン木村選手のシフトには主に#12 衣笠選手が回されているようでした。彼も本来はフォワードですが、シーズン中からディフェンスでの起用が多いので全くの未知のポジションではありませんので何とかなるでしょう。
第1ピリオド、開始直後はお互い様子見の展開で無理の無い安全なプレイをしてゆきます。バックスも後がないせいか多少無理しても敵陣へ攻め込むシーンが何度も見受けられます。そして7分過ぎに#91 波多野選手のパスを受けた#11 高橋選手が待望の先制ゴールでバックスがリードを上げます。その後は両軍が反則を犯しあう荒れた展開になります。それでも第1ピリオドはゴーリー#1 橋本選手の好セーブ連発も有り、そのまま1点リードで終えます。しかしピリオド30秒前に犯した反則が後で効いてきます。
第2ピリオド、先の反則で一人少ない状態から試合を開始すると1分過ぎに相手に同点ゴールを押し込まれます。これで選手が浮き足立ち始め反則や小競り合いが目立つようになってきます。そしてまたも反則で一人少なくなった3分過ぎに相手に逆転のゴールを許してしますます。これで試合の流れが相手に行ってしまいます。その2分後にも相手にゴールを決められ3点目を失います。このころから選手、特にディフェンスの足が止まるようになり簡単に最終防衛ラインを突破されるようになってきます。
バックスは焦りとSEIBUのラフでタフなプレイに翻弄されて反則をしばしば犯してしまい、苦しい状態が続きます。それでも凌いではいたのですが16分過ぎにまたも反則で一人少ないキルプレイから1点を失い、1 – 4と決定的な差がついてしまいます。それでも観客席のファンは諦めずに声援を送ります。
第3ピリオド、立ち上がりは敵陣にも攻め込み果敢な攻撃をしていたのですがそれが裏目となりカウンターから1点を3分過ぎに失います。それでもファンはまだ諦めていません。ラビッツファンを上回る声とメガホンの音で選手の気持ちを奮い立たせようとします。それが実ったのが5分過ぎ。ゴール前の混戦からルーキー #2 萩原選手からでたパックが同じルーキー #12 衣笠選手が叩いてこれで2 – 5。リンク全体にミラクルを願うコールが鳴り響きます。
しかしSEIBUは攻撃の手をゆるめずまたも9分過ぎに反則で一人少ないキルプレイにきっちり決めてきて2 – 6。突き放しにかかります。それでも諦めないバックスは12分過ぎに相手反則で一人少ない時点でゴーリー #1 橋本選手をリンクから上げて捨て身の6人攻撃を開始。敵陣深く攻め込みゴール前を何度となく脅かしますがゴールにパックが入ってくれません。さらここで#11 高橋選手が痛恨のハイスティッキングのペナルティをとられ、ゴール前の守りをせざるを得なくなります。この反則もSEIBUは有効に生かして得点をゲット。とどめと言える2 – 7の5点差になります。
こうなるとSEIBUはパックを回して時間を消費にすることに戦法を切り替えてきます。バックスもパックを奪うのですがゴールへシュートを打つ前に潰されてしまいます。さらに反則で人数が少ない状態が続き、攻撃に時間が書ける事も出来なくなりそのまま試合終了のホーンを聞いてしまう事になりました。プレイオフセミファイナルをプリンスラビッツのスゥイープ(総取り3連勝)の対SEIBU戦9連敗で今年の幕を閉じました。
試合終了後、バックスコアサポーターからプリンスラビッツへのエールが送られると、逆にプリンスラビッツサポーターからもバックスへのエールが返されました。またセルジオ越後シニアディレクターがわざわざ観客席のゴール裏まできてくれて今シーズンの応援への感謝と挨拶をしてくれました。セルジオさんが来てくれただけで選手もファンも心強かったと思います。
機能の試合は最後 2 – 7 となりましたが第1ピリオドまでは完全にバックスのペースで試合は進んでいました。問題は反則でみずみず相手にチャンスを与えてしまい同点、逆転を許して相手に流れを渡してしまったところでしょう。結局反則中のキルプレイで5点も与えてしまったのですから、このへんはSEIBUの老獪なプレイにバックスの若手がまんまと引っかかってしまったと言う事もあると思います。
これを対応するには練習量と経験を積むしかないのですが、今のバックスの経営状態ではなかなか難しいと思います。
とにかくこれでアイスバックスの公式戦は全て終了し、今シーズンはアジアリーグ4位と言うチーム史上最高の成績を残せました。
シーズンオフはまた経営問題の事でゴタゴタするのでしょうが全てを乗り切って、また来年もこのチームを応援したいと思います。

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