これでは日本のスポーツは強くなれない

2007年2月10日

MSN毎日インタラクティブの『JOC:NTCの命名権売却へ 国立のスポーツ施設では初』より

日本オリンピック委員会(JOC)は9日、ナショナルトレーニングセンター(NTC)設置推進委員会を開き、同施設の命名権(ネーミングライツ)を売却することを決めた。国立のスポーツ施設では初の試み。4年契約で8億円程度の収入を見込んで新年度から売却先を募集する。
(中略)
欧州など先進例では施設使用料は無料が多いが、NTCはスポーツ振興くじ(toto)の売り上げ不振などが影響し、国庫補助を差し引いてもJOCが約1億4800万円、競技団体全体で約2億1100万円の負担を強いられる。このため、JOCが財源確保を目指して命名権売却を文部科学省と調整してきた。

日本のスポーツアスリートの強化拠点であるナショナルトレーニングセンターの経営が苦しいため、ネーミングライツを使って費用を捻出しようとのことです。
日本ではスポーツに対する文化意識が低く、オリンピックなどへの国際代表への金銭的な支援体制がほとんどありません。企業がクラブチームも所有していることがありますが、それらはは福利厚生や宣伝のためでありスポーツ振興はお題目だけなので、自社のメリットにならないナショナルトレーニングセンターなどへの直接出資はありません。またJOCも収入を拡大するのが上手くなく、さらに期待していたサッカーくじ(toto)の売り上げが芳しくないので苦しい状態です。
結局、日本のスポーツで経済的に運営がうまくいっているのはサッカー(Jリーグ)ぐらいのもので、ほとんどのスポーツが毎年赤字を何とか埋めながら運営しているお寒い状況です。
いろんなスポーツの日本代表が強くなるには経済的に安定しないことには、いくら選手ががんばっても限界があると思います。
不人気スポーツからプロ化して今やW杯に出場できるようになったサッカーと言う良い見本があるのですから、他のスポーツもプロ化やスポンサードの上手な利用で経済的な不安を排除して選手の強化に専念できるようになってもらいたいです。
そして日本代表が国際大会で結果を残せるようになってほしいものです。

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