言葉狩りと言葉遊び

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asahi.comの『東国原知事、副知事1人で提案へ 財政上「2人厳しい」』から

また、知事は官製談合事件の舞台となった土木部のイメージを刷新するため「県土(けんど)整備部」に名称を変える条例改正案も提出する。同名の組織は13県目の採用だが、九州・沖縄、山口の9県では初めて。一連の事件で部長ら部内の4人が逮捕されたイメージの回復を図り、県幹部は「入札制度改革を進める思いも込めた」と説明している。

うちのBlogではあまり政治的なニュースは取り上げないのですが、今回はちょっと気になったので取り上げてみました。
宮崎県で談合問題の主役だった土木部の名前を「県土整備部」にするそうです。ようはイメージの悪くなった土木部を看板を掛け替えて心機一転を図り談合の無い健全な部署にしていこうと言うことのようです。当然、名前を変えるだけでも費用は発生するので税金が使われることになります。それでも今後、汚職や談合がなくなり税金が有効に宮崎県の発展に使われるようになるのであれば多少の出費があっても県民は喜ぶのではないかと思います。それが実を結ばず旧態依然のままなら単なる言葉遊びにしか過ぎないでしょう。
最初は言葉遊びであったとしてもきちんと結果が残せればそれでいいと私は思います。
言葉と言えば柳澤厚生労働大臣の発言が何度か取り上げられて報道されています。
どうも傍から見ていると大臣の言いたかったことより言葉の一部分だけが変に取り上げられて、波紋を広げているように見えます。確かに人を機械にたとえる行為自体は私は快くは思いませんでしたが、趣旨は出生率を上げないと現行制度はうまく立ち行かないよと言いたかっただけでしょう。まして二度目の「健全」発言は明らかにマスコミがねじ曲げて報道しているように見えます。どう見ても「言葉狩り」にしか見えません。
変に言葉をあげつらって無為に時間を費やすより、柳澤大臣はいっそのこと「俺がやりたいのはこういう政策なんだ!」と国民に明確に出しちゃったほうがただ謝っているよりマシなような気がします。きちんとやりたいことが口に出来ていないから揚げ足を取られるんですよ。
その政策自体に問題があれば政策論議として真面目に国会でやり取りしてもらえればいいし(そもそもそれが国会の仕事の一つでしょ)、政策が実行できなければクビが飛ぶか次の選挙に負けるだけの話です。
言葉の使い方が下手でもその分行動で示せば、国民も納得します。
#ただし私の個人的意見では出生率が極端に上昇させることは今の仕組みでは無理なので、方向転換したほうがいいと思いますが。
変に言葉を取り上げて狩ったり遊んでいる猶予は日本には実はあまり残されていないと思うので、政治家の皆さんは早く実のある結果を残してください。

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