不二家も「あるある」も耐震偽装も根は同じ?

asahi.comの『アパホテルで耐震偽装 京都の2棟、使用禁止に』より

国土交通省は25日、分譲マンションやホテルを展開する「アパグループ」の京都市内のホテル2棟で耐震強度不足が見つかったと発表した。京都市は2棟とも強度偽装があったとみている。同市によると、構造設計を担当した建築士は、うち1棟について構造計算書の改ざんを認めたとしているが、建築士は朝日新聞の取材に強度偽装を否定した。耐震強度は基準の1に対し0.71と0.79で、いずれも改修工事が必要。京都市は、2棟の使用禁止を勧告した。国交省はこの建築士の関与した建物168件の調査を15都道府県の関係自治体に求めるとともに、免許取り消しも含めた建築士の処分を検討する。

おさまったかと思っていた強度偽装がまた見つかったようです。しかも建築士が書類については改ざんを認めたと言うのです。
このニュースを聞いて最近話題のニュース2つと共通するところを感じました。

最終消費者に対して物の作り手が誠実でない

子供たちが楽しみにしている洋菓子に品質の劣る原材料を使用した不二家。
痩せたい・健康になりたいと思っている視聴者に誤った情報を放送した「あるある大事典」番組製作者。
地震に耐えれて安らかに眠れる家やホテルを望んだ客に倒壊の恐れが有る建物を供給した建築士。
全部、物の作り手が誠実であったなら発生しなかった事件です。
ましなのはこれらの事件で怪我や死者が今のところでていないのが救いです。でも直接的な被害はなくても、間接的に影響を受けて苦しんでいる人が出ているのは事実です。
私もエンジニアと言う物の作り手の片隅にいるものですが、自分の作ったものには責任と自信をもって提供してきました。
確かに競争や法律による締めつけが厳しくてモノづくりに大変な時代であるのは確かなのですが、物の作り手が最後のよりどころである品質を投げ出してしまうのは自らのプライドを捨てるのと同じことではないかと思います。
自分の作ったものに愛情も魂も込められないようなものを作っていて、恥ずかしくなかったのか聞いてみたい気がします。

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