統計のまやかし

統計のまやかし

2007年1月18日
Mobile

昨日JEITA(電子情報技術産業協会)から昨年11月の携帯電話、PHSの販売台数統計が発表になっていました。
ライブドアニュースの『3G携帯比率98パーセント』より

電子情報技術産業協会(本部・東京都千代田区、秋草直之会長)が17日にまとめた2006年11月の移動電話機器国内出荷台数は、携帯電話各社による新機種大量投入が奏功して、前年同月比11.2%増の461万1000台と2カ月連続で前年実績を上回った。
携帯電話は同14.4%増の452万2000台で、こちらも2カ月続けて前年比プラスとなった。このうち第3世代以上は、秋冬モデルの新機種を多数投入されたことが追い風となって、同49.0%増の444万9000台と5カ月ぶりに400万台を突破、比率も98.4%と6カ月連続で90%を超えている。

この見出しと発表された数字を見て少し疑問を感じました。
第3世代携帯の販売比率が90%を超えたと報道していますが、当たり前のことであって携帯電話キャリアは旧世代の携帯電話は本音で言うと販売したくないのです。例えばNTT DoCoMoですと新製品は900番台と700番台の型番に集中しています。つまり第3世代であるFOMAには新製品を投入するけど旧世代であるmovaにはこの最近は新製品を投入していません。
とうぜん新製品が出ないわけですから故障や電池の劣化などの場合を除く買い替え(機種変)はほとんど無いでしょうし、販売施策的にも旧世代製品は販売を控えるようにしています。そのような状況で第3世代携帯の販売比率が90%を超えるのは狙い通りと言うか当たり前の話なのです。だって店先へいったところで普通には売ってないんですから。
それをあたかも消費者が新世代携帯を好んで購入しているように記事を書いているのは実態がよく判っていないのか、何らかの意図があって記事を作成しているようにしか感じません。
大本営発表の数字を鵜呑みにするのは危ないですね。
こういう記事はちゃんと背景を読み取ってから、読むようにしたいですね。

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