林檎の実がが揺れている

2007年1月15日

iZaの『そのリンゴ、不正の匂い… ジョブズCEOに株操作疑惑』より

「iPod」をはじめとするヒット商品を相次いで世に送り出してきた米アップル(旧アップルコンピュータ)。しかし、ここにきて好調な業績とは裏腹に内憂外患に見舞われている。
1976年の創業にかかわった1人であり、最近の会社の躍進に貢献してきたスティーブ・ジョブズ最高経営責任者=CEO=(51)が取得したストックオプション(自社株購入権)をめぐり不正操作疑惑が浮上、連邦検察局などが捜査に着手した。また、6月に発売する音楽プレーヤー付き携帯電話「iPhone(アイフォン)」の登録商標に関して別のIT(情報技術)企業から訴えられるなど、スキャンダルが続出しているのだ。

Appleの身辺が騒がしくなっています。それも製品以外の話題で。
一つは昨年から社内で問題になっていたストックオプションにまつわる不正処理の件。この件でジョブズCEOまで関わっていたのではないかと疑惑の目が向けられています。Appleは会計上の訂正処理を行なったことで解決済みの姿勢を見せていますが、司法側が虚偽の会計報告を行なった容疑で調査を行なっているようです。
もう一つは「iPhone」の商標を巡りCISCOから訴訟をおこされた件。これはCISCOが商標を持っていて既に同名のIP電話装置を発売しているところにAppleが先日同じ名前の携帯電話を発表したために訴訟をおこされました。私はiPhoneの名前で発表を行なった時に商標使用の件でAppleとCISCOの間で契約が結ばれていたものだと思っていたのですがそうではなかったようです。
これらの件でペナルティがあった場合株価の下落や会社のイメージ失墜と言うことはあり得る話です。でもMacintoshやiPodのユーザがは製品に惚れ込んで購入しているのですから訴訟などを理由にはなれてゆくとは思えません。会社としては株主などから追訴訟を受けて経営的に厳しくなる可能性はあるでしょうが、ユーザが見放すとは思えないのです。
ただ一つ恐れるシナリオはこれらの件の責任をめぐってCEOであるジョブズ氏がAppleを去るようなことがあった時です。
今のAppleを引っ張っているのは良くも悪くもジョブズCEOなのです。その牽引者がいなくなった時にAppleが迷走してしまう可能性があります。
揺れる林檎の実が風雪に耐えてどうか枝から落ちないように、うまく事態を収拾して欲しいとMacユーザである私は思います。

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