後味の悪い神戸最終戦

今日も神戸ポートアイランドアイススケートセンターにて長春富奥対日光神戸アイスバックスの試合を観てきました。
試合は昨日と違い長春富奥がアイスバックスと互角に渡り合う展開で、攻め込まれる場面もありました。一度はパックをゴールにねじ込まれますがゴールの際にハイスティックの反則を犯していたのでノーゴールとなり難を逃れます。結局第1ピリオドは両軍無得点で終えます。
第2ピリオドに入り、立ち上がり3分過ぎに好調の#47 篠原選手がやっとゴールを決めて先制します。その20秒後、今度は#14 小野(豊)選手が鋭くゴールを決め2点目、さらに8分過ぎに相手の一瞬のミスをついて#16 土田選手がゴールを決めます。10分直前に相手にゴールを決められますが、調子よく攻めて昨日のゴール祭りの再現かと思われわました。
しかし14分14秒に問題のシーンが発生します。相手選手の不当なチェックにベンチにいた#14 小野(豊)選手が抗議のために飛び出します。これをきっかけに両軍選手が大乱闘となりリンクにはスティックやヘルメット、防具が散乱した状態になります。やっとの思いでオフィシャルが止めに入り乱闘は収まりますが、今度は反則の裁定を巡ってオフィシャルと両軍ベンチの間で抗議が続き、最終裁定が出るまでピリオド途中にもかかわらず両軍選手がドレッシングルームに下がってしまいます。そのままインターミッションタイムとなり地元の子供たちによるミニゲームやイベントなどで時間をつなぎますが、最終裁定が下るのに2時間近くかかりました。その間観客はずっと待ち続けます。
最終裁定で両軍合わせて12名のゲームミスコンダクトペナルティ(残り時間退場処分)と1名のマッチペナルティ(残り時間退場の他に裁定委員会で下った試合出場停止処分が課せられる)で決着しますが、裁定の結果ゴールキーパーが全員退場処分になってしまった長春富奥側が納得せず試合を棄権してしまいます。よって試合はこの時点で打ち切りとなりスコア上は 1 – 3 でアイスバックスの勝利となりました。ただしルール上没収試合となるため最終スコアは 0 – 15 になるはずです。(まだアジアリーグ公式ページ等での記録は 1 – 3のままです)アジアリーグの規定により 0 – 0 で個人記録は抹消の上、勝ち点3をアイスバックスに与えると言う措置になりました。
せめてものおわびにとアイスバックスの退場にならなかった選手でペナルティショット合戦を行い、キャプテンの #8 村井選手が応援への感謝と結果のおわびを場内マイクで伝えて試合は終了となりました。
アイスホッケーでは小競り合いやちょっとした乱闘は日常茶飯事ですが、試合放棄に至る事態はアジアリーグでは初めてのことだと思います。2時間もの間、待ちぼうけとなった観客には本当なら到底納得のできない結果です。遠征組もたくさんいましたし初めてアイスホッケーを見に来たお客さんもいたはずです。せめて最後まで試合を続けて欲しかったと思います。
気分的には大敗したときよりも後味の悪い試合でした。

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