ケータイ業界、数字のマジック

ネタフルさんの記事に携帯電話に対する2つの興味あるエントリがありました。
ソフトバンクの純増はプリペイド携帯によるもの?>au、MNPで190万人増の可能性
ソフトバンクモバイル(SBM)自体のの契約者数が増えているのにネット接続サービスの「Yahoo!ケータイ」の契約者数は減っているのだそうです。その理由は普通の携帯電話契約は減っていてプリペイド携帯の契約の比率が高くなっているからだそうです。実質の契約者は減っているということなので、こういう数字を聞くと契約者数が増えていると発表のあったのが信用できなくなってきます。
一方auは日経BPの調査で携帯番号ポータビリティ制度を使って移行したいキャリアの中で一番手らしく、移行希望者の39.6%がauへの移行を希望しているようです。単純計算ではおよそ190万人の人がauへの移行をする可能性があると言う結果になるそうです。
それでも調査では移行希望者はわずか7.3%で逆に言えば92.7%の人が移行を希望していないとの回答も示していますので、ほとんどの人は見送る結果になるのではないでしょうか。
こうやってみると昨今の携帯電話に関する調査統計の数字は見せ方次第で自分の都合の良いように統計値を出してますね。一応公の数値統計としては毎月TCAと呼ばれる契約者数動向が発表されその値が最も信用できるので、しばらくはTCAの毎月の推移を見ると本当のユーザの意思と言うものが見えてくるのでしょう。
もう一つ数字のマジックと言えるのが携帯電話端末の値段です。実際にわれわれが端末購入に支払う金額と本当の端末の値段は、我々が支払う値段の方が安い金額になっていて実質は赤字販売をしているわけです。それでも販売店もキャリアも損をしないかと言うと毎月の基本料金の中に実は端末代金の一部が上乗せされていて、結局ユーザは長い期間をかけて赤字分を補填しているわけです。
さらにSBMの¥0.-端末(スーパーボーナス)は輪をかけて酷い仕組みになっているようです。その辺りの詳しい事はみどりうかさんの「インセンティブの多いキャリアと少ないキャリア」というエントリに詳しく紹介されています。ちょっとウィルコムよりなのですが書かれている内容自体は正しい事です。
こうしてみると携帯業界って数字をいじくって、まやかしだけで儲けているように見えますね。もう少し全うな商売をして本当に安く利用できないかと思ってしまいます。でも実は私もPHSだけでなく携帯を買ってしまうかもしれません。その辺りは次のエントリで。

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