週刊「ファイト」休刊における雑誌の存在意義

Battle

nikkansports.comによると老舗プロレス週刊誌「ファイト」が今月末を持って休刊する事が発表されました。休刊の理由は「活字メディアの衰退とマット界の沈滞などから読者が減少し、休刊のやむなきに至りました」との事です。
今、書店は雑誌の売り上げが落ちていて、人はいても立ち読みばかりなのだそうです。事実私も定期的に購入している雑誌はコンピュータ系やバイク系の雑誌だけでスポーツに関する雑誌は選手名鑑などが付録でついている時ぐらいしか購入しなくなりました。その理由は欲しい情報は雑誌を待つまでもなくインターネットで得る事ができてしますからです。内容によっては無料で情報が得られてしまうので非常に便利です。私自身は新聞の購読もやめてしまっています。
こんな状況で雑誌が生き残っていくには、やはり掲載される記事の質がお金を払ってまで読みたいと読者に思わせる内容ではないといけないのではないかと思います。それが維持できないのであれば有料のWEBマガジンやメールマガジンと言った低コストの発行形態にするか雑誌発行を諦めるしかない事になります。週刊「ファイト」は記事の品質が悪くなったわけではありませんが現在の読者にアピールする事ができず休刊の道を選んだのだと思われます。
プロレスマスコミに関してはプロレス自体の人気の低迷もあるので仕方がない部分もあるのですが、メジャー団体が不振でも元気の良いインディーズと呼ばれる中小団体が面白い試合を見せてくれています。それをうまく取り込んで、読者に読みたいと思わせる記事をどんどん提供するスタイルをとっていけば、速報性はネットに負けても活字を読む面白さでそれなりに読者は有る程度確保できると思います。そうすれば少なくとも休刊に至る事は無かったのではないかと思います。
変にメジャーに媚びる事なく、面白い試合や団体はどんどん載せていくスタイルにすればプロレス雑誌はまだまだ存在価値があると思いますし、私も定期購読を再開するかも知れません。残ったプロレス雑誌にはぜひ頑張っていって欲しい物です。

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