モンツァと藤井寺

2006年5月17日

我が友人kouskaboさんとこのブログで知ったのですが、イタリアのモンツァサーキットが閉鎖の危機を迎えているとの事です。
理由は住民からおこされた裁判に負けたかららしいのですが、ここで疑問が湧いてきました。
モンツァサーキットができたのは1921年とサーキットの中でも非常に古く、訴訟をおこした住民のほうが後から住み着いたという事実があります。つまりサーキットという環境の悪いところにあえて住み着いた人々が訴訟をおこしたわけです。
昔、私が愛した藤井寺球場に近鉄球団がナイター設備を取り付ける時に、球場の周りの住民から騒音などで環境が悪くなると訴えられてしまい、球団側が敗訴し長い間ナイター設備を作る事ができませんでした。これに懲りた近鉄球団は新球場を求めて大阪ドームへ本拠地移転をおこないました。
ところが藤井寺球場の周りは球場開設以降に分譲された土地で、球場がある事がわかった上でその周りに住み着いたわけでモンツァと同じケースであったわけです。
藤井寺球場は球団消滅と同時に閉鎖となり、現在マンションにするべく準備が始まっていると聞きます。住む人たちにとっては騒音の無い静かな環境になったわけです。ところが球場が無くなった事で街が寂れてきているとの話を聞きます。
モンツァサーキットがもし閉鎖されるような事になったらモンツァの街は藤井寺と同じ道をたどる事になるかもしれません。
裁判は控訴審に移るようですが、モータースポーツの文化と伝統が息づくヨーロッパではどのような判断が下されるのか見守ってゆきたいと思います。

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