ウィルコム、 中吊り広告で名古屋市交通局へ抗議

PHSキャリアのウィルコムが中吊り広告の内容をめぐって名古屋市交通局へ抗議を行ないました。
自社公式サイトに抗議した旨が掲載されており、ケータイWatchIT MediaUseWillcomさん、Willcom Newsさんなどでも取り上げられています。ケータイWatchの記事を下記に引用します。

名古屋市営地下鉄内で掲示されているポスターは、若い男性が「AH-K3001V」と見られる端末を手にしている姿を示し、車内での携帯電話の利用が心臓ペースメーカーなどに悪影響を与える可能性があり、迷惑行為だと訴える内容。ウィルコムでは「このポスターは明らかに当社のPHS端末と判別できるもの。PHSの場合、ポスターが指摘するような危険性は低いと考えている。PHSの低電磁波という特性を否定するものと言わざるを得ない」として、名古屋市交通局に対して抗議文書を渡した

この抗議には実は伏線があって、名古屋市交通局は電磁波の影響を厳しくとらえており地下鉄の駅構内では普通の携帯は元々使えないようにしていました。最近になって影響が少ない事が判明したNTT DocomoのFOMAシリーズとVodaphone 3Gなど一部の携帯のみ利用可能になっていました。ところがPHSに関しては実証データが手元にない事を理由に名古屋市交通局が門前払いの形でアンテナ整備等を出来ないようにしていました。ちなみに他自治体の地下鉄駅構内ではPHSは問題なく利用できるように整備されています。
この件もあり名古屋市交通局に不満を持っていたWillcomユーザがこの広告を見つけて大騒ぎしたのが事の発端です。一部の人は恣意的な広告であるとして抗議を行なった人もいるようです。それをみて事態の沈静化と今後のPHSへの対応の再考を促す為に正式な抗議に至ったものと思われます。
PHS自体は医療現場などでも利用されているように低電磁波で人体への影響が低いことは証明されており、それをわざわざ携帯電話の電磁波問題の広告にPHSの写真を掲載するのは間違いではないかと思います。少なくとも規制が必要な携帯電話端末であれば問題はなかったと思います。それをよりによってユーザの力が強いウィルコムの端末を使ってしまったものだからこんな問題になったのです。
名古屋市交通局からの回答はまだ出ていませんが、これによってお互いに良い方向に進めばよいと思います。
それにつけてもウィルコムのユーザパワーおそるべし(笑)。

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