次世代PHSはスゴイ!

次世代PHSはスゴイ!

Mobile

木曜日に見てきた「Willcom Forum & Expo 2007」にて次世代PHSの展示を行なっていました。
単なる展示だけではなく、実際に検証中の機器を持ち込んで実演を行なっていました。
Nextphs 01
このデモを見てとてもスゴイと感じました。


ちなみに用語の混乱をたまに見かけるので整理しておきます。
高度化PHS:現行の免許、技術、機器でPHSの通信帯域幅を最高800Kbpsへ向上させる技術
次世代PHS:現在実験中で現行機器を入れ替えて通信帯域幅を最高20Mbpsへ向上させる技術
高度化PHSは昨年からスタートしており、ウィルコムは「W-OAM」の名称で対応基地局において電波の強いところは帯域幅をあげてスループットを上げる事が出来、電波の弱いところでは帯域幅を下げて通信の安定化を行なうようになっています。
Nextphs 02USB接続の次世代PHSのモックアップ
次世代PHSでは通信帯域幅を劇的に増やす事で、今までPHSでは対応の難しかった大容量データ通信(例えば動画のストリーミング配信)を利用できるようになります。展示会のデモンストレーションでもハイビジョン映像をストリーミングで流しながらテキストブラウジングを同時に利用することを行なっていました。
もし次世代PHSが使えるようになれば、自宅のHDDレコーダに溜めたテレビ番組をロケーションフリープレーヤーなどを使って自分のPHSに動画配信する事なども可能になります。出先や移動中に自分が見逃したドラマやスポーツなどを観る事だって出来ます。ウィルコムではこのような次世代PHSの利用を「Mobile Broadband」と銘打っていました。
Nextphs 03ExpressCard34の次世代PHSモックアップ
次世代PHSは国際規格としては固まっていて、実証実験も昨年行なわれました。あとは電波の使用免許が降りれば実現への準備が始まります。ウィルコムは免許さえ降りれば2010年度にはサービスを開始したいとの事です。
2010年度といえばあと3年ほどですので、とにかく現在での最高速を求める人は次世代PHSが始まるまではHSDPAでしのいでいくのがいいでしょう。
しかしイー・モバイルがモバイル向けに最高3.6Mbpsで定額のサービスを東名阪近郊で行なっていますが、次世代PHSが開始されるころにどの程度までエリアが広がっているかによっては次世代PHSを待ったほうが正解なのかもしれません。
PHSユーザに期待を持たせる凄いデモンストレーションでした。

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