CNETの記事によるとNTTドコモがこの夏からHSDPAサービスによる高速通信環境を提供するとの事。
ポイントは以下の四つ
- 通信速度は下りで最大 3.6Mbps、上りは384Kbpsで、下りはFOMAの10倍だが上りは同じ
- 料金体系はFOMAと同等とし、音声端末には定額制の適用も可能
- エリア展開は東京23区内から始まり、2007年3月までに人口カバー率7割を目指す
- 端末側の対応が必要で、音声端末とカード型通信端末を1機種ずつ発表の予定
高速なサービスは魅力的ですが、費用が音声端末のみ定額という事でパケホーダイのことと思われますのでパソコン接続のデータ通信やブラウザによる一般インターネットサイトの閲覧は定額対象外となるため、決して安価なサービスではないと思われます。i-modeでの動画や音楽といったリッチメディアでの利用がターゲットで、i-modeによるナンバーポータビリティ対抗の囲い込み策の一種と見て間違いないでしょう。
速度は劣りますが通話もデータ通信も完全定額制のWillcomの方が安価に使用できるのは間違いないですね。