iPhoneが翼を得る日

気にすべき点はあるけど、これは製品が羽ばたくための重要なステップだと思う。
CNET Japanの『アップル、iPhone向けSDKを2008年2月に公開へ–ジョブズCEOが公開書簡』より

サードパーティーによるiPhone向けのネイティブアプリケーションの開発が可能になることを、Steve Jobs氏が米国時間10月17日に正式に発表した。

iPhoneやiPod touchで動作するプログラムをサードパーティやユーザが自由に開発できるようになる事が発表されました。これでiPhoneは単なる多機能電話からモバイルコンピューティングツールとして発展する事が期待できます。
問題になりそうなのは、ウイルスやマルウェアといった害のあるソフトウェアの出現。でもすでにSDKが未公開の状態でもiPhoneの脆弱性を突いてユーザソフトウェアを動かす人が出ているので、メジャーなソフトウェア動作環境になればそれをターゲットにする悪意を持つ人は出ると思うので、それならそれで変に縛りつけるより自由にしておいたほうが、逆にサードパーティによるウイルス駆除ソフトなどが出ていいと私は思います。
ただ自由な翼を得たiPhoneが日本で受け入れられるかは、正直わかりません。
私のようなスマートフォンを使っていてソフトウェアのインストールやバックアップを取る事に抵抗がない人間はこの翼を得た意味を理解できると思います。でも大半の人は面倒な事は望まないでしょう。事実携帯電話にiアプリのようなソフトウェアをインストールする事にすら抵抗を感じる人たちもいます。携帯電話の電話帳やメールすらバックアップをとっていない人も多いでしょう。携帯電話にコンピュータの自由性を求めているのは限られている層の人間だと思います。
日本の携帯電話はある意味スマートフォンを超えたインテリジェント性能を持っているので機能はそれで充分だし、コンテンツもある程度キャリアがコントロールしているのであまり悪意を持ったソフトウェアが出回る事も無いので、安心して使えます。でもそれは檻の中で飼われている動物のようなのかもしれません。
少なくとも私は檻の中より自由に過ごしたいので大空を羽ばたく事のできる携帯電話を望みます。
だからキャリア側に対してもっと端末を自由に選べるようにして欲しいのが本音です。価格が2割増しだけどSIMロックフリーで機能を自由に利用できる電話なら、そちらの方を私は選びます。
コンテンツから使い方まで、キャリアには縛られたくないです。
iPhoneには少しでもキャリアの縛りを切り崩して欲しいと思います。
Apple Store(Japan)

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