ということは大和の血は入っていないんだなぁ。
PC Watchの『Lenovo、Atom/10.2型液晶搭載のネットブック「IdeaPad S10」』より。
Lenovoは4日(米国時間)、同社初のネットブック「IdeaPad S10」を発売することを発表した。米国での出荷開始は10月初旬で、価格は399ドルから。
スペックシートがまだ公開されていないため、詳細部分は不明だが、主な仕様としてCPUにAtomを採用し、10.2型のLEDバックライト液晶ディスプレイを搭載。2モデルが用意され、上位モデルはメモリ1GB/HDD 160GBを、下位モデルはメモリ512MB/HDD 80GBを搭載。OSはWindows XP。
eeePcが引きがねとなって認知されはじめたネットブック市場にLenovoも参入します。
もともとWindows環境ではノートブックに関しては公私共にThinkPadシリーズをずっと使い続けてきました。(一時期だけSony VAIO-U1に浮気しましたが)持ち運ぶ際の堅牢性とキーボードの打ちやすさ、そしてキーボード中央に鎮座した「赤いポッチ」ことトラックポイントが使いやすくて気に入っていました。前に勤めていた会社でも無理を言ってThinkPadを私専用に導入してもらったぐらい、気に入ってました。
ただIBM(当時)の製品戦略でB5サイズノートの生産が終了したことやClieやZaurus、200LXといったPDAを持ち出すようになってからは新しいWindowsノートPCを購入しなくなりました。あと若干高価だったことも手を出せない理由でした。
同じThinkPadの販売元からでるネットブックと言うことでIdeaPadに期待したのですが、個人的には肩透かしを喰らったようなスペックでした。OSはWindows Xpでいいのですが、トラックポイントがキーボードに見当たらないのです。これでは購入意欲が一気にダウンです。
多分価格を下げるためにコスト増に繋がるThinkPadの主要技術は切り捨てて汎用部品を使うことにしたのでしょう。たしかに価格を下げるためには仕方ないのかもしれませんがThinkPadユーザとしては大和研究所のノートパソコン技術を採り入れたネットブックを出して欲しかったです。
やっぱりThinkPadも中国製ノートパソコンに成り下がってしまったのかなぁ。