行列に並ばなくてもいいのはラクチン。
昨年退職した事ため年末調整をうけていません。また昨年は高額医療費を支払っているので税金が戻ってくる対象です。そこで確定申告を行なうのですが、昔は税務署へ行って書類や領収書のチェックを受けるのですが、それが非常に面倒でした。
そこで国税電子申告システム「e-tax」を使ってみました。
単に楽するだけなら国税庁のホームページで申告書類を作って郵送と言う手も有りますが、今後も申請作業が毎年発生しそうなのと個人認証を使ってみたかったと言うのも有ります。
e-taxに必要なのは次のもの
- Windowsパソコン
- 電子証明書
- 電子証明書を読み取るリーダー
- インターネット接続環境
- プリンタ
- pdf閲覧ソフト
私はMacユーザなのですが今のところMacintoshはe-taxに対応してもらえてません。(お役所なんで仕方ないか)
ですのでBootCampでWindowsに切り替えて利用しました。
電子証明書は私の場合、住基カードを利用した公的個人認証サービスを利用しました。
リーダーにはNTTコミュニケーションのSCR3310-NTTcomを利用しました。¥2,480.-と安かったのとMac OSに対応しているので、将来e-taxがMac OSをサポートした時にも利用できるかと思ってです。
プリンタは申請書類の印刷控えを出力するので必須です。pdf閲覧ソフトも同様の理由で必要です。
手順としては
- 源泉徴収票や保険の払い込み票、医療費の領収書をまとめておく
- カードリーダのセットアップ
- 認証ソフト、e-taxクライアントをインストール
- e-taxのサイトで電子申請の開始手続きを行なう
- 国税庁の確定申告のホームページで申請データを作る
- 作成した申請データをe-taxで送信
実は一番面倒なのは1.の帳票や領収書をかき集める事だったりします。自営業などで日頃からきちんと整理している人なら大丈夫でしょうが、日頃は全然気にしていないんで部屋中をひっくりかえしましたよ。
後の作業はパソコンになれていれば時間はかかりません。私の場合 申請開始から送信まで3時間もかかりませんでした。
これで払いすぎた税金が返ってきます。申請が通れば私の場合はNetBookが1台買えるぐらいは還付されそうです。
確定申告受付期間中は24時間受付なので仕事が終わってからの作業でも大丈夫だし、税務署まで行かなくていいと言うのは楽ですね。
申請手続きは3月16日までなので、必要な方はお早めに。