2006年〜今年のモバイル、来年のモバイル

2006年12月30日
Mobile

今年もモバイルの世界ではいろいろな出来事がありました。それらをまとめたうえで来年のことを考えてみたい思います。
携帯電話業界の競争激化
ボーダフォンのソフトバンク買収に始まり番号ポータビリティ制度開始による利用者の大移動などで各携帯キャリアが覇権を争っています。現状ではauがDoCoMoに迫る勢いで、ソフトバンクモバイルは打ち上げた花火の割にシェア増加に繋がっていません。そんな中、PHSのウィルコムが安価な定額制を武器に着実にユーザを獲得しているのがおもしろいところです。
携帯電話の高機能化
ワンセグ、フルブラウザ、VGA画面、高速通信などが最新の機種に搭載され動画や音楽が手軽に扱える機種も増えてきました。今や携帯電話は何でも出来るガジェットになりつつあります。

スマートフォンの浸透

昨年のW-ZERO3発売をきっかけに今年はHT01XやhTc Z、NOKIA E61など個人でも入手可能なスマートフォンが発売されました。ヒットの要因は通信機能と価格にあると思います。個人でも購入できてネットワークにも繋がり大きさも手ごろで機能も豊富と良いとこ取りだったのがモバイラーに受けたのだと思います。
小型パソコン・PDAは奮わず
一方、PDAはZaurusが1機種モデルチェンジした程度で全く市場から退場した感があります。小型パソコンもSONYのPCG-UX50などが発売されましたが大ヒットと言うわけには行きませんでした。ネックになったのは価格や大きさであったり通信機能の貧弱さであったりします。なんでもできる携帯電話やスマートフォンに取って代わられたのでしょう。
来年はもっとモバイルコンピューティングにとっては混迷の年になりそうな気がしますが、そんな来年に起きそうなのは以下の3つです。
通信の高速化
HSDPAの本格普及や公衆無線LANの普及によってモバイル機器の足回りとなる通信部分がかなり強化されるのではないかと思います。
コンテンツのリッチ化
通信速度の向上によって送られてくるコンテンツが文字主体から動画主体になったり、双方向性を意識したものになってゆくと思います。
利用価格の低減化
通信利用量は全体的に増えるのでしょうが、新規参入業者があることなども有り通信・通話代はは逆に下がってくるものと思われます。その分キャリアはコンテンツ利用料や広告料で回収するのでしょう。
思いつくままに書いてみましたが、来年もモバイラーは機器や通信費用のことでいろいろと悩まされることになるのでしょう。でもそれが楽しいのがモバイルガジェット使いの本音なのかもしれません。

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